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[02/18 かや]
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基本的に手ブロ創作企画関係を収納してます。
初めましてのかたはカテゴリ「はじめに」をどうぞ。
詳細は中の人の妄想なのでおそらく間違っています…
キャラ崩壊実にすみませんorz 大吾郎くんの助さんと角さんは難しすぎて出せませんでした。 お借りしたお子さん(名前のみ含む) ・Fukimiyaさん宅一姫先輩 ・青崎さん宅大吾郎くん ・綾迫春日さん宅爽子ちゃん ・sosoさん宅ジン先輩 ・檸檬+゜さん宅蜜柑先輩 「あああああーッ!!!!!!」 難しげな顔をして自分のPCに向かっていた少年が唐突に叫び声を上げて頭を抱えた。 のけ反って椅子が回転するままに任せると中に浮いた足をじたばたと動かしていたが、動きが止まると体を弛緩させて重いため息をつく。 「…どうしたんですか、柿崎さん」 「東校のセキュリティにくじけそうです先輩…」 「…何やってんだべ、涼」 「んー…犯罪?」 えへっ、悪びれずに舌をだす少年にぎょっとして話し掛けた青年が目を見開く。 青ざめた彼の顔に驚いた少年は慌てて言い繕った。 「あっでもでも、犯罪ってゆっても戦争の範囲内だしっていうか多分向こうもやってるし!」 「ハッキング、ですか?」 あわあわと言い訳をする少年を哀れに思ったのか、資料を読んでいた女性が声をかける。 それに少年は少しばかり表情を引き締めて返した。 …引き締めたのは真実ほんの少しだったが。 「ですです。ただ俺侵入苦手なんですよ…」 「…オラには、ようわからん…」 「えーと…やってることは単なる侵入とか潜入なの、ほら、うちでも時々やってる人いるでしょ」 「ああ…おるな」 「それのオンライン版、て言ったらいいのかなぁ…今時情報の保存にアナログ使ってるとこ少ないから入っちゃえば見れるんだよね。強いて言うなら金庫破りみたいな?」 「…わかるような、わからんような」 少年の説明にことり、首を傾げた青年だったが、そんな姿を見た少年はしみじみと思う。 「…俺さ、なんか大吾郎くんにはそのままでいてほしい気がする」 「今時珍しいほどアナログですよねぇ」 「えー。一姫先輩も言えないよーだって紙媒体じゃないとダメなんでしょう?」 「…それとこれとは違うでしょう」 「そうかなあ」 「涼、先輩には敬語使わねぇと駄目じゃろ」 「はぁい」 背もたれに預けていた上半身をぐいと起こして少年はまたPCに向かう。 どうしようかなぁまた最初からかなぁこれ昨日からやってるんだけどなぁ、ぶつぶつと漏れ聞こえる少年の声に青年は言った。 「他の人に手伝ってもらうのは駄目なんか…?」 「…あ…そっか!」 思い至らなかったらしいその提案にぱっと少年が顔を輝かせた丁度その時、部屋の入口が開いて少女が顔をだした。 「こんにちはー」 「こんにちは、風間さん」 「爽子ちゃん!」 「…ど、どうかしたのでありますか?」 「あのね、ちょっと手伝ってほしいんだけど!」 「はぁ…」 「これこれ」 救いの手、とばかりに顔を輝かせて少年が少女に席を譲る。 彼女は画面をざっと見て感嘆の声をあげた。 「ずいぶん深いところまで入ったんでありますね…!」 「昨日から頑張りました!でも駄目なの、これ以上進んだら多分ウイルスもらっちゃう」 「戻るほうは」 「それはなんとか。えーと…どの辺?この辺?」 「…ええと…そうですね、この辺りなら」 「いけそう?」 「なんとかなると思います」 「ほんと!?すごっさすが爽子ちゃん!お願いします!」 「了解であります」 楽しげに一瞬笑って少女の指がキーボードの上を滑る。 時折考えるためかわずかに止まることがあったがすぐにまた動き出す。 軽快な調子を後ろから見ていた少年は進む作業に納得したように意味のない声をあげ、ふたりの会話を見守るように資料を読む手を休めていた女性はまた資料に没頭し始めた。 「ふはー…」 「何をやっとるのかさっぱりじゃ…涼はわかるんか?」 「うーんだいたいは。でもやっぱり専門じゃないし思い付かなかったのもあるね」 「そうなんか…しかし、そもそも風間と涼との違いがオラにはわからん」 「それを言ったら俺たちってやってることみんな違うんだけど…」 「…?同じじゃろ?」 「微妙に違うよ…なんて説明したらいいのかなぁ」 腕を組んで少し考えて、シャーペンとルーズリーフを引き出す。 四角形の頂点それぞれになるように「おれ」「さわこちゃん」「みかんせんぱい」「じんせんぱい」と書き付けた。 「…涼。漢字使え」 「………え、えへっ」 そうしてそれぞれの名前から一部分が重なるように円を描く。 中心の、4人の円が重なった部分には「防御」、「おれ」の範囲には「攻撃」、「さわこちゃん」と「みかんせんぱい」の範囲には「収集」、「じんせんぱい」の範囲には「伝達」と書き込んだ。 「ちょっと自信ないけど…多分これであってると思うよ」 「…こういう風に仕事を振り分けとるんか?」 「ていうか、出来ること、得意なことだね。あとは前提としてオンラインっていうのがあるけど、ジン先輩はオフラインでも出来たりするなぁ」 「ああ…伝達、か」 「それは口頭でも良いもんね」 そんなことをぼそぼそと、侵入に集中している少女の邪魔をすまいと考えているのか、青年と少年は小さな声で話す。 「防御、は…4人ともできる、ってことじゃろうか」 「んーと、むしろ4人でやってるってことかな。だから結構頑丈だよ」 と。 少年が自慢げに微笑うのとほとんど同時に、再びドアが開いて。 入ってきた男性に少年が身を少し引くより早く、彼の頭はがしがしと乱暴に掻き回された。 「ジン先輩っ頭ボサボサになるでしょ!」 「よーお前相変わらずチビだな!」 「チビってゆうなぁぁぁぁ!!」 「で、チビとオッサンが額付き合わせてなにやってんだ?」 「オッサ…!?」 「ジン先輩ー後輩のことそういうふうに言うのどうかと思いますよー」 「良いんだよ、オレだし。…で、なんだこれ」 「おーぼーだぁ。…俺達が何してるのかの説明、みたいな?」 「ふーん…つか、オレ様天才的にオールマイティだからそんな枠組み意味ねーけどな!」 「…その自信羨ましいなぁ…はは…。…そういえば先輩、蜜柑先輩は?」 「知らね。つかなんでオレに聞くよ」 「だって同じ3年生じゃん」 「だからって普通知らねーだろ?」 「それもそっかぁ」 適当な口調で呟いて、固まったままの青年の肩を揺する。 よほどショックだったらしい。 「大吾郎くーん復活してー」 「オッサン…」 「…だめだ、これ再起動に時間かかるや」 声をかけても反応が鈍いのを見て少年はさっさと諦める。 その代わりに恨めしげに男性を睨んだ。 「ジン先輩ー…」 「ほんとのことじゃん」 「…そりゃ確かに年よりは大人びて見えるけど高校生の範囲内だと思いますよ?」 「まぁ3年のクラスにいても違和感ねーだろうけど。スーツ着て歩いたら外回りの会社員だろ」 「……………ごめん大吾郎くんフォローできない……」 言われた言葉に少年が気まずそうにあらぬほうを見る。 そのやり取りにくす、と笑う声がして、少女が彼等を振り返った。 「行けましたよ」 「早っ!?すっごぉさすが爽子ちゃん!!」 「ん?何してたんだ?」 「ハック!」 「でも、やっぱり情報は分散して保存してあるみたいなのです。それぞれのロックをとくのは難しいであります…」 「オッケーオッケー予想の範囲内!とりあえずここのデータ見れればいいもん」 彼女にばたばたと少年が駆け寄って画面を見る。 ざっと目を通してから先程使ったルーズリーフを裏返し、乱暴にメモをとりはじめた。 「…コピーはしないんでありますね」 「ん?うん、手書きが1番安全!パソコン使うと拾われるかもしんないし」 「まぁ用心はするにこしたことはねぇ。いくらオレたちでセキュリティ上げてもこっちじゃ思いつかねーような策でくるかもしんねぇからな」 「俺たちの利点はアナログでも強いってことだよね!先輩も凄いしー」 ふははー、ふざけるように笑って、メモを取り終えた少年がUSBを持つ。 少しの間操作してからそれを接続し、猛然とキーを叩きはじめた。 「なんだ、入ってんのウイルスか?」 「そうですよー」 なんせ俺「攻撃」担当ですからね、楽しそうな言葉に男性はにやりと笑う。 打ち込まれる文字の羅列を目で追って少女も少し微笑んだ。 「「「一発、決めてやろう」」」 (大吾郎くんにはちゃんと後からフォローしたんだからねっ!) (あっあと、後から蜜柑先輩になんで呼ばないのよ!って怒られた…) PR この記事にコメントする
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