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[02/18 かや]
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初めましてのかたはカテゴリ「はじめに」をどうぞ。
彼女ははつこいのひとを15のときに亡くしています。 情婦になったのが13。 彼女を囲っていた男は独占欲のひどく強い人間だったので彼女の恋は認められるものではなかったんです。 彼女もそれはわかっていたんですが、彼女の思った以上に男が偏執的だったんですね。 彼女が心を許したひとを見つけだして半殺しにして、息も絶え絶えな彼の元に彼女を連れてきて選択を迫ったんです。 曰く、彼女の手で留めを刺すか、彼女の目の前でなぶり殺すか。 彼ではなく彼女に選択を迫るのがひどいよねぇ。 …彼女は、自分の手で留めを刺すことを選びました。 皮膚を、筋肉を突き破る感覚。 溢れる血のにおい。 べっとりと手について離れない鮮烈な赤。 彼の死に顔。 焼き付いて事あるごとに思い出すそれにノイローゼ気味になったりもしましたが、周りから心配されたり医術を教え込まれたりしているうちに何となくその記憶は薄れていきました。 でも、それでも。 彼の命日が近づくとちりちりと胸が痛むのです。 夢見が悪くなるのです。 もう彼女を囲っていた男はいないのに、もう好きなひとを殺さなくてはいけないような自体にはならないのに、恋することが怖いのです。 なんだかんだで子供もおらず結婚もしていないので、同じ助手のひとたちや邸内の年若い(少なくともそう見える)ひとたちを子供を見る感覚で見ているんではないかなと思います。 いつか誰かをちゃんと好きになってくれたらいいな、と思っています。私としては。 PR この記事にコメントする
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