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どうしてこうなった・・・
ある日の、冠羅のひとこま。 わがら&かげろしゃん宅猫双子借りまった! ------------------------
カン、カン、カンと木製の武器がぶつかり合って音をたてる。 模擬戦闘を行っているのは冠羅軍軍員、猫の双子――奏朱と蒼武だ。 双子ならではの息のあった動きは、戦闘というよりもむしろ演舞を見ているようだった。 二人はずいぶんと長い時間手合わせを続けている。 (疲れないのかな) 少し離れたところで二人を見ていた春蝶は思う。 最初から見ていた彼女としては、座りつづけたせいで少しお尻が痛かった。 (だからって動けるわけでもないし…あっ) カン。 一方の武器が宙を舞う。 「やったぁ俺の勝ち!」 「なんだよくっそー蒼武のばかやろー!」 「ばかってなんだよ!」 にゃおにゃおと言い合いながら武器を拾って近付いてきた二人に春蝶は笑って、手を見せてくださいねと言った。 素直に出された手の平をとっくりと眺める。 「うん、痛めたりはしてないですね」 「そりゃいつもやってるしな」 「いつもやってるからって油断しちゃダメですよ!」 「「はーい」」 返事だけは素直に応じて、ふたりもすとんと腰を下ろす。 喉を鳴らして水を飲んで汗を拭って、ひとりが口を開いた。 「春蝶ー」 「はい?」 「春蝶は稽古しねーの?」 「そうそう、しねーの?」 「えっ…しませんよぅだって私医療部ですもん。戦うの担当じゃないですし」 「けどほら、護身のためにはいるんじゃね?」 「護身なー。医療部大事だもんな、怪我とかされたら困るし」 「はぁ…」 「「だからちょっとやろうぜ!」」 「ふぇ、えええ!?なんでそうなるんですか!?」 「ほら今これあるしな!」 「俺らいるしな!」 木製の武器を春蝶に持たせて、そのまま彼女を立ち上がらせる。 彼女のほうは木製とは言え思い切り振り下ろせば間違いなく怪我をさせることになるだろう手の中の重みに萎縮してしまって、おろおろと彼らのなすがままだ。 「ほら、こうやって構えんの」 「違うって春蝶、つかすげーへっぴり腰!」 「だだだだって武器なんて普段持たないんです!」 「にしたってヒドスギ」 「もーっ!」 穏やかな陽射しの下、子供の声はよく響いた。 PR この記事にコメントする
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